トリカゴ


情報ノートを探せ


情報ノートとは

情報ノートとは、いわゆる宿の落書き帳です。そこを訪れた旅行者が、旅の情報を得る、そしてまた自分の情報を書き込む、といった情報交換を目的としてます。たまに旅の感想を書いている人もいますが、大抵の人が自分の持っている有益と思える情報を書き込んでいます。情報ならガイドブックをみればいいじゃないかと思うかもしれません。しかしながら、ガイドブックに載っている情報が古いというのは良くあることですし、そもそもガイドブックに載っていない情報というのはそれこそたくさんあります。

書かれている内容は、近隣国のビザ情報や国境情報、各地の安宿情報、安いレストラン、美味いレストラン、各地の割引、無料情報、観光地情報、日本食情報などの旅に役立つ情報はもちろん、強盗に会った話や、○○ホテルに出る幽霊の話などの危険情報や、売春宿やドラッグやナイトクラブなどのいかがわしい情報も書かれています。南葛(なんかつ@キャプテン翼)の詳細情報とか、キン肉マン超人大百科のようなどうしたらいいのかよくわからない情報が書かれていることもあります。

日本語情報ノート

情報ノートは日本人が多く集まる宿やレストランなどにあり、ほとんどのものは日本語で書かれています。英語版(西洋人用)の情報ノートも極稀に見かけます。極々稀に。しかし、せっかく英語版の情報ノートを見つけても、そこにはろくな情報が書かれていません。「このホテルは素晴らしかった。ありがとう。また来るよ。」というような感想しか書いてない。ラブホテルのノートみたいな雰囲気。(まぁ、それはそれで面白いのですが。)

日本人は情報好きです。そして凝り性です。情報ノートを見ているとよく思います。日本語の情報ノートは単純にテキストだけが記述されているわけではなく、カラーイラスト付きの記事や漫画で描かれている情報があったり、地図を書いた上に写真まで貼り付けているといったような懲りまくっている記事もあります。こういうのを旅先でみると感動してしまう。何時間かけてこの記事を書いてくれたのかと。有益な情報をゲットできるだけではなく、暇を持て余した旅人が書いたネタまで読める日本語情報ノート。最高です。探し出して読んでみて下さい。

情報ノートの取り扱いについて

情報ノートは上に書いたように素晴らしい情報ソースです。旅をしている人は情報ノートを読むのを楽しみにしています。私自身、情報ノートを読むことにハマり、ある時期、情報ノートがある宿を渡り歩いて旅していたこともあります。情報ノートがどこどこの村のなになにというホテルにあるという情報を聞くと、それを読むためにわざわざそこに泊まりに行っていました。それだけ面白い。そんだけ面白いのです。面白いが故に、情報ノートは無くなってしまう。誰かが盗んでいるのでいるのです。たぶん。

ほとんどの情報ノートはある程度書き込まれると、忽然と姿を消します。いつも決まって、ある程度書き込まれると忽然と姿を消します。何日間、何週間か経過した後に帰って来ることもありますが、大半は紛失してしまうと2度と出てきません。私も情報ノートの紛失というのをリアルタイムで何度か目撃しました。日本語で書かれた情報のノートですから持って帰っているのはおそらく日本人。情報ノートを持ち帰る動機はわかりません。書かれている詳細な情報を独り占めしたいのか、あまりにも面白いのでお土産に日本に持って返ったのか、書き写すのがめんどくさくてそのまま持ってきたのか。でも動機なんてのはどうでもいいんです。とりあえず止めてください。パクんのだけは止めて下さい。

情報ノートを置いているホテル側も、もうすこしきっちり管理をして欲しい。日本語で書かれているので現地のホテル従業員は読めません。おそらく記事がどれくらい書かれているかとかも見てません。ですから、情報ノートが無くなってもあんまり気にしてない。探す気が無いところもあります。情報ノートはリビングやバーなどの共有スペース以外に持ち出さないのが情報ノートにおける暗黙の了解ですが、ほとんどのホテルがそれを書いていない。また、客がノートを部屋に持ち込んでも何も言いません。

なんか愚痴っぽいことを書いてしまいました。しかし、これを、情報ノートをパクんな!ってことをみんなに伝えたかった。情報ノートがあると聞いて、それを読むためにわざわざ遠くの村に行ったのに「情報ノートは紛失中です。」と言われる。そういう悲しい思いはオイラ一人で十分。

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