トリカゴ


日本 - 大阪アンダーグラウンド#1


新世界と西成とあいりん地区

新世界
 新世界

新世界は大阪を一番感じるところです。とりあえず行って下さい。迷わず行けよ。行けばわかるさ。当初、この辺にある楽しいところや面白いところとかを画像付きで紹介して、それで終わり。そう思っていました。そのつもりで写真を撮ってきました。でもネットで探したらそんなページが腐るほど出てくるのね…。そういうわけで、もうちょっとだけ掘り下げて書こうと思います。

ここを紹介するのは非常に難しい。私は大阪に4年ほど住んでいましたが、所詮はよそ者です。大阪にずーっと住んでいる方、または西成に住んでいる方々は私と意見が違うかも知れません。言葉を選んでると素直に書けないので私の意見をズバズバ書きます。この辺はタイ人のようなおおらかな気持ちで受け止めて頂きたい。マイペンライの気持ちでよろしく。

新世界とは大阪のシンボル「通天閣」の下に広がるまちです。そしてここは労働者のまち西成に隣接しています。トリカゴ放送でも少し触れました。大阪の人はここを嫌がります。全員がそうとは思いませんが、私の周りの人たちはそうでした。でも、気持ちはわかる。少しわかる。西成の中のあいりん地区。これがここのイメージが悪い原因だと思います。

百均食堂
 新世界の百均食堂大和屋。驚くべきことにおかずが 100円均一というわけではありません。例えばお刺身は 300円でした。

あいりん地区とは、東京の山谷、横浜の寿町と並ぶ日本 3大ドヤ街(寄せ場ともいい、雇労働者の就労する場所)のひとつです。この辺では徒歩の若い女性は見かけません。30円で食えるホルモン串カツ。立ち飲み屋の前ではフルチンで寝ているオッサン。ダンボールでできた居酒屋なんかもあります。パラボラアンテナがいくつも窓に並んでいるノミ屋では、競馬、競輪、競艇などの日本全国の公営ギャンブルがもれなく遊べます。日本の心、サイコロ賭博ももちろん盛ん。公園はオッサンが占拠。左翼 NPO団体による食事の配給が頻繁に行われているためオッサンが並ぶのです。路上には人のうんこがあります。堺筋には薬(主に覚せい剤)の売人がいるそうです。宿泊も安い。高級ドヤでも一泊 2000円。偽ブランドや、どこから持ってきたかわからないような品物を売る露天商。無修正のエロビデオや、エロDVDなんかも売ってます。健康保険証とかまで売ってます。

簡単に説明するとこういう場所。初めて行かれた方は確実にカルチャーショックを受けるでしょう。

あいりん地区は無法地帯という認識があるから大阪の人はここを嫌うのでしょう。いや、認識っていうか上記の通り実際、無法地帯ですから。日本の中の無法地帯。60年代に集められた労働力を中心にその利権を利用する暴力団、その影で鳴りを潜める過激派や特定アジア勢力、信者を増やしたい宗教団体、暴動やデモを恐れて手が出せない警察。これらの団体が絶妙なバランスで綱引きをしています。

あいりん地区に隣接している新世界ですが、私の持っている大阪のイメージというものは、この地域に凝縮されています。カオスのまち大阪の文化発祥地、新世界。どうです?興味でてきましたか?

ジャンジャン横丁

ジャンジャン横丁
 ジャンジャン横丁

ジャンジャン横丁とは通天閣の前から飛田まで続く商店街です。正式名称は「南陽通商店街振興組合」。三味線の音がジャンジャン横丁の名前の由来です。その昔、飛田新地への客引きの為に三味線を弾き流ししており、絶え間なく聞こえるジャンジャン音からいつの間にかこの名前になったそうです。

新世界には串カツ屋がたくさんありますが、私はジャンジャン横丁の串カツ屋に良く行きます。この辺の串カツ屋には破ってはならない鉄の掟があります。それは「ソース二度付けお断り」というもの。店のテーブルの上にはソースがどっぷり入った入れ物があり、それを客の間で共有します。共有するゆえ、串カツにソースをつけて一口食った後、再度ソースをつけることは出来ません。はじめに串カツをソースで洗うぐらいの気持ちでジャブジャブつけましょう。

この界隈、串カツは 1本 100円ですが、ジャンジャン横丁を抜けたところにあるホルモン屋には、1本 30円の串カツがあります。これには何の肉を使っているのか明らかにはなっていません。犬とか、ねずみとか言われていますが、中島らも氏(故)は「天王寺動物園で死んだ獣の肉であろう」と推測しておられました。

将棋にかぶりつくオヤジ
 将棋にかぶりつくオヤジ

新世界は将棋のメッカ。ですからジャンジャン横丁にも「将棋クラブ」という将棋指し屋がいくつかあり、オヤジ達が向き合って真剣勝負を繰り広げています。以前は賭け将棋も行われていて、将棋で生計を立てていた勝負師も多かったそうな。

通天閣

ビリケンの足
 ビリケンの足

日立のスポンサー塔、通天閣。現在の通天閣は 2代目で、避雷針を含めた高さは 103メートル。日立は通天閣の内部エレベーターを製作したそうです。展望台には、幸福の神様ビリケン(Billiken)が安置されています。ビリケンの足の裏をかいてあげると願いが叶うといわれており、みんなが触る為、彼の足は思いっきりエグれています。

展望料金は 大人 600円。大学生 500円。高・中学生は 400円。子供 300円です。展望台からは大した景色は見えません。休みの日は観光客で無茶苦茶混みます。

展望台下には喫茶店があります。エレベーターの放送で「ご商談の際にもご利用ください。」と流れます。ご商談?

通天閣喫茶店
 通天閣喫茶店、ご商談の際にもご利用下さい。

ミックスジュース 350円
 ミックスジュース 350円

ここの喫茶店は安い。普通こういう観光地の喫茶店はボッタクリ営業しているものなんですが、通天閣コーヒー 300円、紅茶 300円、オレンジジュース 300円という良心的プライス。このミックスジュースを飲む為に通天閣に行って下さい。かなりお勧めです。

大阪についてのトリカゴ放送

#005 大阪1 ケンシロウ武勇伝

#006 大阪2 新世界について

#007 大阪3 大阪総合情報

#316 大阪西成情報その1 日本のスラム街、釜ヶ崎・あいりん地区について

#317 大阪西成情報その2 釜ヶ崎・あいりん地区の観光情報(日雇労働者、ドヤ街、泥棒市場、三角公園など)

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