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ベルギー - 小便小僧と小便少女


小便小僧

小便小僧ジュリアン@ブリュッセル
 小便小僧 ジュリアン

小便小僧の誕生には諸説ありますが、有名な説が悪童ジュリアンが爆弾の導火線に小便をかけて消し、町を救ったという伝説からの由来というもの。悪童と呼ばれるほどのいたずらっ子でありながら、町を救った英雄であるジュリアン少年。この像も「ジュリアン坊や」という愛称で市民から親しまれています。

この小便小僧は初代ではありません。小便小僧は過去に幾度と無く盗難の被害にあっており、現在のこの像は、彫刻家ジェローム・デュケノワ(Jerome Duquesnoy)により 1619年作に製作されたブロンズ製のもの。1619年生まれということで「ブリュッセルの最長老市民」と言われています。

小便小僧ジュリアンは大変な衣装持ちで、頻繁に衣装が変わります。フランスのルイ 15世が、とても上等な衣装を小便小僧に送ったのをきっかけに、今では世界中から衣装が届いているとか。みやげ屋ではいろいろな衣装を着た小便小僧を絵柄に使ったトランプを販売しており、武者ジュリアンや桃太郎ジュリアンなどの日本仕様もありました。

小便小僧が出しているのは当然ながら水ですが、お祭りやイベントのときに小便小僧からビールを出すこともあるそうです。このとき、ビールはコップに入れられて観光客や通行人に振舞われます。小便小僧からでたビール(ちんこから出たビール)を飲むのは、勇気が要りそうです。色的に。

コスプレ ジュリアン小便小僧@ブリュッセル
 コスプレ ジュリアン

コスプレ小便小僧@ブリュッセル
 ジュリアン 引き

小便小僧広場@ブリュッセル
 もっと引くとこんな感じ。

小便小僧はエチューブ通り(Rue de l'Etuve)の片隅にあり、うっかりすると気付かずに通りすぎるくらいの大きさですが、観光客がたくさん集まって記念撮影をしているのですぐに見つかると思います。

エチューブ通りにはたくさんのみやげ物屋がありますが、一番のお勧めはワインオープナー(コルク抜き)。存在感が半端じゃないぜ。

小便小僧記念撮影パネル@ブリュッセル
 記念撮影パネル。顔と性器が出せます。

小便小僧 ワインオープナー@ブリュッセル
 小便小僧 ワインオープナー 秀作です。

小便少女

小便少女ジャンネケ@ブリュッセル
 小便少女 ジャンネケ

屈んで放尿する小便少女の像ジャンネケ・ピスは、小便小僧に対を成すものです。デニス ドブリエ(Denis-Adrien Debouvrie)が 1995年に製作し、その 2年後の 1997年に設置しました。通行人を楽しませるという目的で作ったそうです。また、小便少女はポストカードにもなっており、その収益はエイズ患者の為に使われているそうで、しっかりと社会貢献もしています。

ブロンズではなく、ブルーグレイの石灰石で作られた小便少女。少女というか童女というか、裸の女の子がしゃがんで放尿をする姿を忠実に表現しています。小便小僧ジュリアンは眉間にシワが入っていますが、ジャンネケは幸せの表情。股間には、水を排出するための管も設置されていますが、現在水は出ていません。

小便少女 顔面の寄り@ブリュッセル
 恍惚の表情

小便少女 股間の寄り@ブリュッセル
 水を出すための管。おさねではない。

小便少女の檻@ブリュッセル
 鉄格子で囲われています。

小便少女は、小便小僧の近くにあります。ブッチャーズ通り(Rue des Bouchers)から左に伸びた行き止まりになっている小さな路地の奥でひっそりと佇んでいます。小便小僧の周りは観光客がいっぱいなのに対して、小便少女の周りはガラガラ。「リアル過ぎて笑えない」という理由から市民にはあまり良く思われていないそうで、現在は鉄格子で囲われ、南京錠を幾重にも掛けられています。ジュリアンみたいに服着せてあげればいいのに。

小便小僧と同じ事をしているだけなのに、男の子と女の子というだけでこの待遇の違い。小便小僧も小便少女もどっちも完全に下ネタです。下ネタで笑わそうとして作った物に格差をつけなくても、と正直思います。この像は自分を写す鏡。小便少女を見て眉をしかめる人やひいてしまう人は、邪念というか、いかがわしい邪まな何かを持っているのでしょう。少女に対して。

小便少女を記念撮影する観光客
 記念撮影する観光客

小便少女の場所
 ここをもうちょっと進んだ左側にあります。

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