語学習得のために海外に出たほうが良いことは確かですが、日本でも出来ます。必要なのはやり抜くという覚悟のみ。
語学は技能だと言われています。技能です。ノコギリを毎日使っている大工さんがまっすぐ木材を切ることができるように、英語もある程度の時間勉強を続ければ、必ず習得できます。
ある程度の時間とはどれくらいでしょうか。一般的には 3,000時間勉強すれば実用的な英語力が身につくとされています。3,000時間というと果てしなく長いと思われるかも知れませんが、1日3時間やればたった3年で英語を習得できます。
バックパッカーをやっている方であれば 1日3時間、英語学習の時間をとることは容易でしょう。しかし日本で社会人をやっている人にとって1日3時間の勉強を毎日続けるというのは簡単なことではありません。勉強だと思ってしていると続きません。勉強嫌いの私には 100%無理です。
ですので無理の無いこと、楽しいこととして生活の中に組み込みましょう。楽しいことで英語の勉強になることを見つけられば、毎日続けることができると思います。
中学校や高校のテストでは水曜日という英単語のスペルが一文字でも間違えていると点数をもらえません。さらに、Wednesdayのどこにアクセントがあるかを覚えることも重要です。さらにさらに、Wednesdayの2番目のeの発音は次にあげる5つの単語のどのeの発音と同じでしょうか?とかいう、少なくとも私の海外生活ではまったく使うことがなかった意味不明の問題も毎回テストに出ます。
「20日は、にじゅうにちではありません。はつかです」とか「4日は、よんにちではありません。よっかです。」こんなのはある程度のレベルに達してから必要な能力です。そんな細かいことをガリガリ勉強する前にやるべきことがあります。出来るだけ英語に触れて、英語に慣れることです。
WEBなどで英語のニュースが読めるようになりたいとか、外国人と英語でコミュニケーションが取れるようになりたいとか、映画が字幕なしで観たいとか、勉強する目的はさまざまだとは思います。全てに共通して必要なことは英語に慣れることです。
英語の能力というのは目に見えて少しずつ上がったりしません。これが英語の学習を続けられない人が多い原因のひとつです。英語力の向上はスポーツの技術習得に似ていて、いきなりあるステージに登ります。自転車に乗る練習をしたことがある方は分かると思いますが、あるタイミングでいきなり乗れるようになりますよね?ああいう感覚が突然訪れます。ああいう感覚が何度か来るうちに実用的な英語能力が身につきます。
英語でこの感覚のことをブレイクスルー(Break through)と呼びます。この一回目のブレイクスルーを体験するまでがとても長いので諦めて英語を勉強することを止めてしまう方が多いようです。私は毎日英語漬けの生活を続けて 6ヶ月目に突然ブレイクスルーがありました。この6ヶ月間、英語力が向上しているという意識は全くなく、無駄に時間を過ごしているという感覚だったのをおぼえています。ただ、この日を境に急に英語が分かるようになったのです。
皆さんもこのブレイクスルーが来るまでは決して諦めないで続けてください。というか覚悟を決めて、3,000時間頑張りましょう。英語が読めるようになります。聞けるようになります。喋られるようになります。